【仕事を辞めても意外となんとかなる】社会保障制度を”正しく”理解することの大切さ

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こんばんは。カネ改めて白金犬です。
リニューアル後最初の記事なんですが、転職したばかりの自分の近況と照らし合わせて、タイトル通りのことを書いていこうかなーと思います。

Twitterからこのブログに来て下さっている方はご存知だと思いますが
私は一昨年度末に前職を退職した後に1年間専門学校に通って国家資格を取得しました。
今月から資格に関連した職種で働きます。

そんな私が、転職に関して思ったのは「嫌なら辞めた方が良い」です。
勿論、年齢・学歴・家族の有無・止めたい理由などの事情によるところが大きいのですが、そこら辺を考慮しても「止めたい」という気持ちが強いなら、間違いなく止めた方が良い。

理由は「働くことは生きる手段に過ぎない」と思うからです。
逆の言い方だと、人は「働くために生きているわけではない」からです。

でも、そういう働く理由っていうのは人それぞれ違うし、違うのは良い事と思います。
大事なのは「辞める、辞めない」ではなくて、自分なりの働く理由をよくよく考えることなんじゃないかなーと思います。

辞めることに躊躇する理由って、大体決まっていると思うんです。
年収を上げたい!とかキャリアを積みたい!とっていう前向きな理由は別として、ネガティブな理由で辞めたいとなった時

1.辞めることは逃げなのでは?(逃げてはいけない)
2.辞めた後の生活は? お金はどうしよう?

物凄くおおざっぱに分けると、この2つに分けられるのではないでしょうか。
この内1番については、上に書いたように自分なりの働く理由を考えてみれば、ある程度整理つくんじゃないでしょうか。
個人的には、別に仕事から逃げることは何の問題も無いと思いますけど。

……と、辞める理由とかなんとかっていうのは、私が語りたいことではないのでここら辺で終わりにしておきます。
私が語りたいのは、これからです。

収入が無くなるので、勿論最初に不安に思うことだと思います。
次の仕事が見つかるまでの生活費は? そもそも次の仕事が見つかるのか?
めっちゃ不安だと思います。

ただ私の経験から言わせてもらうと「大抵なんとなります」です。

……まあ、はっきり言って自分でも無責任だと思うんですけど(;´∀`)
でもそう言うには、ある程度の根拠もあるんです。

最初に書いた私が取得した資格が社会福祉士ということもあって、この1年間社会保障分野についてはかなり知識が深まりました。
そもそもその資格も、社会保障制度を利用して取得したものです。

そうやって自分が体験・勉強する中で思ったのは、日本は社会保障制度はそれなりに充実しているということです。
問題は、その充実している制度を利用する知識やノウハウが、一般市民の方に足りていないということ。
それも、足りていない本人が悪いのではなく、そういう教育をしない国に原因があるのだと思っています。

仕事を辞める際に、ほとんどの方が知っているであろう保障制度は、まず失業保険ですね。
1年以上働いていれば、もらっていた給料の何割かを、失業後ももらえる制度です。
もうちょっと詳しければ、自己都合の場合は……特定受給資格者の場合は……とかも知っている人も少なくないと思います。
今時、グーグル先生に聞けば分かり易く教えてくれますしね。

実はこの失業保険(正確には雇用保険)なんですが、失業手当以外にも結構色んな制度があるの知ってます?
私は転職する時、全然知りませんでした。

例えば今回私が社会福祉士資格を取得する際に利用したのは、「専門実践教育訓練給付」制度です。
教育訓練給付制度の中の種類の1つなんですが、ここら辺細かく説明すると訳分からなくなると思うので、詳細は割愛します。興味ある方はリンク先へどうぞ。

この制度が結構凄いんです。
専門学校の学費が全て雇用保険から支払われます。
更に私は自己都合退職だったので、本来ならば失業手当は「3ヶ月の待期期間の後に3か月のみ」だったのですが、学校に入学してから卒業するまでの1年間満額受給出来ました。
3月に前職を退職して4月に入学、翌年の3月に卒業という流れだったので、4月~3月の1年間です。3か月の待期期間もありませんでした。

これ、すごくないですか?
学費だけでも100万超えるのに、更に生活費まで受給出来るという、非常に手厚い制度です。
しかも一生ものの国家資格を取得できるんですよ?
前職の給料が安かったので、この学費+失業手当で計算したら、前職の年収を上回っていました(笑……えない)

何も全ての皆さんに、この教育訓練給付を利用した方が良いということを言いたいわけじゃありません。
ここで言いたいのは、自分が知らないだけで利用できる制度は意外にたくさんあるってことです。

ちなみに私はこの制度を知っていて仕事を辞めたわけではなく、「嫌だからとにかく辞めちまえ」の精神で辞めた後に、たまたまハローワークの職員さんからこの制度を教えていただいて利用するに至りました。
今思い返すと、自分でも後先考えなさすぎですね。

ですので、とりあえず仕事が辞めたいけど辞めた後のことが不安って人は、まずはハローワークに相談しに行くのが良いと思います。
転職関連のインフルエンサーは、ハローワークのことをこき下ろしている人が多いですが、雇用保険や関連制度の情報は全てハローワークに集約されています。
インフルエンサーが言うのは取り扱っている求人の質だったりなので、そういった制度関連の相談窓口としては、最初に訪れるべき機関だと思います。

但し職員さんの能力自体は、私も正直あまり高くないと感じました。
基本的にお役所仕事で、ルールに則った対応で受け身の姿勢ですので、こちらが積極的に質問したりしないと動いてくれないことが多いです。
「客としてサービスを受ける」ではなく「上手く良い所を利用してやろう」という考えで使わないと、ハローワークは上手く利用できないと思うので、そこら辺は注意です。

あと私が言いたいのは、社会保障制度の在り方は正しく理解すべきという点です。

雇用保険以外にも、日本にはいろいろな保障制度がありますよね。
最後のセーフティネットである生活保護もその1つです。

何か今の世論は、「生活保護は悪だ」みたいな風潮がありますが、そんなことは無いんですよ。
「明日は我が身」という言葉があるんですから、明日は自分が生活保護が必要な状況になっているかもしれないんです。
だから今必要な人は、躊躇いなく活用すべき制度なんです。私はそう思います。

勿論悪い奴はどこにでもいるので、不正受給だったり貧困ビジネスだったりというのは論外です。
そういったのは厳しく取り締まるべきですが、そのことはあまり一般化されるべきではないと思います。
だって、実際の不正受給率なんてほんの数%程度なんですよね。
だから生活保護を悪として保障を制限するのではなく、不正の取り締まりを強化していく方向に考えた方が良いと思うんでけどね。個人的には。

制度自体を知っている・知っていないというだけではなく、その制度がどういったものか……という正しい理解も大切だと思います。
生活保護も、本当は必要なのに、罪悪感とか劣等感から利用したくない、というのは本人にとっても社会にとっても残念なことだと思います。
生活保護は憲法15条に明記されている当然の権利であり、本人が劣等感を感じるとこともないし、周りの人が馬鹿にしたり軽蔑するようなことがあってはいけないんです。本来は。

但し、必要な人は何でも利用するべきなのはここまで書いてきた通りですが、それと同じくらいに大切なのは「正しく」利用しなければいけないという点です。
生活保護では「不正受給」が分かり易いですが、私が利用した教育訓練給付制度に関しても同じです。

この制度はあくまで「資格を取得するための制度」です。
本来3ヶ月しか受給できない失業手当が在学中ずっと延長支給されていたのも、資格を取得して就職するために必要なお金だからです。
当然、授業の出席証明とかも毎月細かく厳密にありましたし、資格試験不合格の場合は「卒業」ではなく「退学」というシビアな扱いになります。

しかし中には、勉強(資格取得)ではなく、失業手当の延長を目的に申し込む人も少なくないようです。
そこら辺はもう外からは判断できなくて、その人本人の内面の問題なので他人からは分からないですが、それは本当にダメですよ。
そういうことをやっていると、本当に勉強を頑張りたいと思っている人への支援が行き届かなくなります。
それは、はっきり言って生活保護の不正受給とほとんど変わりませんからね。これはもうその人のモラルに任せるしかありませんが。

真面目か、と言われそうですが、そこは真面目にやりましょう。
だって自分1人に、保険料や税金から年間100万以上のお金が動くんですよ。
頑張った結果不合格とかは仕方ないと思いますが、最初から失業手当目的で勉強する気もなく制度を利用する人が本当に実在するのであれば、止めて欲しいと切に思います。

というわけで、言いたいことは大体書けたので今回はこの辺で。
最後までお読み下さりありがとうございました。

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